弥生杯

本日はA・Bクラス混合競技の弥生杯を開催いたしました。
小雨降る中でのプレーでしたが、春雨という季節の移り変わりを感じさせる雨でした。

本競技の入賞賞品は奈良県を代表する焼き物、赤膚焼をご用意させて頂きました。
赤膚焼の歴史は古く、天正13年(1583年)豊臣秀吉の弟秀長が尾張常滑の陶工を招いて、赤膚山で茶器を焼かせたのが始まりとされ、江戸時代に大和郡山藩に保護され発展し、現在まで続いています。
赤膚山の鉄分を多く含む土は、素焼き後赤褐色の肌となりそこに釉薬をかけて焼き上げます。乳白色の柔らかい風合いに加え、絵因果経や東大寺蓮弁等の絵図を題材として軽いタッチで描かれた奈良絵や、重厚な味わいに焼き上げたものがあります。


写真の中央が一方折飾皿(優勝)、右がペアービアカップ(準優勝)、左が片口鉢(三位)